沖縄に入って二週間が経過した。
非常事態宣言が一昨日発令されてから、テレビではその是非を巡ってカンカンガクガク無駄な討論を続けているが、情報を得る為に我慢をして見るしかない。
奥さんが
ねぇーどのチャンネルも焦ったいよね💢
私もため息で同意の意思を示した。
北部も沖縄経済に寄与していた外国人が消えてから、レストランやホテルは従業員のほうが多い。
ハワイも同様だったが、アメリカ政府、ハワイ州知事はまだコロナ感染者が数名の時から、レストランなどを強制的に閉めさせて、イベントなども全て中止にしていた。それが1ヶ月前で二週間前には、外出禁止令を出して違反者には罰金5000ドルを課した。
ハワイの経済の中心が観光業でも、世界中の観光客に来ないように要請して、ワイキキの海岸も入れないようにするなど徹底した。
ホテル従業員もレイオフにして、ホノルルの町はゴーストタウンのようだった。
私達が日本から逃げようと決意したのは、一月下旬にあった旧正月だ。
中国でコロナが蔓延していたのにも関わらず、テレビでは国内の観光業を考えていてか、入国に関して好意的な報道だった。
政府もインバウンドやオリンピックなどで、一切規制するつもりは無かったと思う。
しかし世界は中国人に対して入国制限をして、一部の市民はアジア人に対してコロナ差別が始まっていた。
当時記憶しているが私は横浜元町で来日した中国人でごった返しだったのを見てきょうふを感じた。
確かその頃箱根の駄菓子屋が、中国人の入店お断りの貼り紙が差別だと、マスコミに叩かれた。想像だが電話やメールなど徹底的に叩かれたのだろう。
駄菓子屋の店主はコロナが怖かったに違いない。想像だが取材でもその理由を説明したと思う。
いつの頃から、人の行動や言動の一部分を切り取って、叩くことが当たり前になった。
ハワイに逃げ出したが、世界中蔓延して詰んでしまったが、
少なくてもハワイ州知事は口先では無く、覚悟を持って戦っていることが感じた。
外国人だか政治家として信用が出来た。